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【第一弾 完全初心者向け】現場デビュー前に読んでほしい!建築の仕事がちょっと楽しくなる用語10選

「建築現場って、こわそう」「未経験でも大丈夫?」「知らない言葉ばかりで不安…」
そんな声、私たちも何度も聞いてきました。
でも安心してください。
最初は誰でも“何も知らない”ところからのスタートです。

このコラムでは、建築現場がちょっとワクワクしてくるような
「仕事の意味が分かって、ちょっと面白くなる」そんな用語を10個ご紹介します。

用語を覚えるだけじゃなく、「なぜそれが必要なのか?」「どう関わるとカッコイイのか?」までしっかり解説。
未経験者が自信を持って最初の一歩を踏み出せる内容になっています!

1. 段取り(だんどり)

現場の名言:「段取り八分、仕事二分」
仕事の8割は“準備”で決まるという意味。
材料の準備、道具の確認、進行の打ち合わせ――
「何も始まってないのに、すでに仕事が進んでる」って、カッコよくないですか?

🔸未経験のあなたにできること:
「先に何が必要か?」を考えるクセをつけるだけで、一歩リードできます。

2. 墨出し(すみだし)

建物の“設計図を、地面に写し出す”作業。
ここに壁をつくるよ!という線を引いていく作業。
まるで地面に“未来の建物”を描くような工程です。

🔸この用語の面白さ:
自分が引いた線が、実際に壁や柱になる。これ、感動します。

3. 養生(ようじょう)

傷をつけないように建物や床を“保護”する作業。
丁寧に貼ったブルーシートやテープ。
誰かがうっかり傷つけたとき、「あ、守ってくれてたんだな」って思える。

🔸未経験でもすぐできる:「この材料、キズつけたらまずいよね」
そう思えたら、あなたはもう現場の一員です。

4. 手元(てもと)

職人さんの“右腕”になる仕事。
道具を渡す、材料を運ぶ、作業をサポートする。
「ありがとう、助かったよ」と言ってもらえる瞬間が、一番やりがいを感じます。

🔸未経験が最初に任される仕事こそ、最前線。

5. スラブ

コンクリートの“床”部分。
建物の「地面」や「階ごとの床」を作る重要パーツです。

🔸面白いのはここ:
流し込んだコンクリートが固まって、“歩ける床”になる瞬間は、何度見ても感動モノ。

6. 打設(だせつ)

コンクリートを“型”に流し込む作業。
ポンプ車がぐいーんと伸びて、灰色の液体が流れてくる。
重機と人が一体になって動くその光景は、まるで建設のショータイム。

🔸現場で一度は見てほしい「名場面」です。

7. 納まり(おさまり)

いろんな部品が“ピタッと合う”こと。
扉と壁、フローリングと巾木、天井と照明――
「すき間なく美しく収まる」って、ものすごく気持ちいい。

🔸センスと技術が光る分野。
見れば見るほど奥が深い!

8. KY(危険予知)

今日はどんな“危険”がある?をみんなで確認する活動。
「そこに段差があるから注意ね」
「強風だから脚立はやめようか」
ひと声で事故を防げる、現場の命綱。

🔸安全は「みんなでつくる」もの。
あなたの発言が、誰かの命を守るかもしれません。

9. 職長(しょくちょう)

現場を“まとめるリーダー”。
職人さんたちを束ね、工程を指示し、安全も守る。
現場で一番頼りになる人であり、最も忙しい人でもあります。

🔸未経験のあなたが注目すべき存在:
職長さんを見ていれば、現場の動きが分かります。

10. 片付け

一日の“最後の仕事”、そして「一番印象に残る仕事」。
道具をきれいに戻す。床を掃く。材料を整える。
片付けができる人は、仕事ができる人です。

🔸最初に「信頼される」チャンスがここにあります。

【番外編】建築現場って、どこが面白いの?

・今日できなかったことが、明日できるようになる
・自分がつくったものが、町の景色になる
・名前の知らなかった道具や材料に、少しずつ“愛着”がわいてくる
それが、建築現場の魅力です。

最後に...

建築現場は、ただの“作業場”じゃない。
成長と感動の「舞台」です。
あなたがいるだけで助かる人がいて、あなたが関わった場所が誰かの生活になります。
私たちは、未経験の方の“最初の一歩”を心から応援します。
どんなきっかけでも構いません。「やってみたい」その気持ちがあれば、もう十分です。

🔸今、建築に出会えたあなたへ。
一緒に、“カタチに残る仕事”を始めてみませんか?