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安全第一!未経験でもわかるKY(危険予知)って何?

建設現場でよく耳にする言葉のひとつに「KY(危険予知)」があります。
「なんだか難しそう…」と思う方もいるかもしれませんが、実は未経験の方でもすぐに理解できる、身近な考え方です。

KY(危険予知)とは?

KYとは「危険予知」の頭文字を取った言葉で、現場で起こりうる危険を事前に予想し、事故やケガを未然に防ぐための活動です。
例えばこんなイメージです。
•道路を渡るとき → 「車が来るかもしれない」
•雨の日に歩くとき → 「地面が滑りやすいかもしれない」
こうした「かもしれない」を先に考えて、どう行動すれば安全かを確認するのがKYです。

建設現場でのKY活動

建設現場では、毎日の作業前に「KYミーティング(朝礼)」を行います。
そこで今日の作業の流れを確認しながら、次のようなことを話し合います。
•高い所で作業するとき → 「足場から落ちる危険がある」
•重い資材を運ぶとき → 「手や足をはさむ危険がある」
•工具を使うとき → 「飛んでケガをする危険がある」
そして、「安全帯を使おう」「手袋を着けよう」「声を掛け合おう」といった対策を決めていきます

未経験の方が大切にしてほしいこと

現場経験がなくても、次のことを意識すればKYに参加できます。
1.わからないことは必ず聞く
→ 危険を見落とさないために遠慮せず確認しましょう。
2.小さな違和感を伝える
→ 「これ大丈夫かな?」という気づきは安全につながります。
3.基本を守る
→ ヘルメット・安全靴・保護具を正しく使うことが一番のKYです。

まとめ

KYは難しい特別なことではなく、「ちょっと先を考える」習慣のことです。
建設現場では「安全第一」が合言葉。ベテランも新人も一緒に危険を予知し、声を掛け合うことで、安全で安心できる職場がつくられています。
未経験の方も、まずは「危険を先に考えてみる」ことから始めてみましょう。